MC 時刻は午後7時をまわりました。毎月第1・第3土曜日の午後7時台は荒川デザイン・クリエイティブジャムをお送りしております。この番組は株式会社アンノウの提供でお送りしております。
荒川 こんばんはー。荒川デザインの荒川サトシです。しずちゃん、中村さんよろしくお願いします!はじめにこの番組の紹介をしますね。荒川デザイン・クリエイティブジャムでは「クリエイティブを声で届ける」をテーマに、日々様々な表現をされているゲストをお呼びして、デザイナー視点でトークをするゲストトーク回と、「観た人もまた観たくなる」をテーマに、映画作品を独自の視点で語る「傍らに映画を」の2本柱で毎月2回(第1・第3土曜日夜7時から)お届けしています。今夜は30回目でございます!
MC 30回になりましたか!?
荒川 積み上げたなーって思いますね。30回記念!特に記念企画ではないんですけど。(笑)
MC でも、何かそういうの(記念企画みたいなもの)ほしいよね。
荒川 そうですよね、50回くらいになると何となく(あってもいいかなー)。月2回だから年内には50回目来ますよね。あと20回くらいで。50回目の時は何かやるかもしれないので楽しみにしていてください。番組中に質問、メッセージをお待ちしております。ミヤラジアプリからも気軽に送れますし、Eメール「773@miyaradi.com」からでも送れます。感想とか質問とかなんでもいいので気軽に送ってください。今日もFacebookで生配信しております。そちらにメッセージを送っていただいても大丈夫です。Facebook生配信は曲を掛けてる時も配信してるのでスタジオでの裏トークも聞けます。曲がかかってる間はラジオ放送では曲がかかってるんですが、Facebookでは裏トークが聞けます。
MC なるほど。全然気にしてなかった。
荒川 中村さん、曲の間もトークを聞かれてると思って話してくださいね。(笑)しずちゃんは今年2019年始めてですが、どうですか?まずは本編はいる前に…。(笑)
雫 とりあえず仕事を頑張る!プライベートのほうの仕事頑張る!ちょっと色々あり過ぎて仕事の期間は1年とか半年の期間だったんで、2年目も頑張れ、の勢いで頑張っていこうと思います。
荒川 仕事は?言える範囲でいいんですけど…。
雫 某市役所で色々ぼちぼちやってます。
荒川 試験もあるって話も聞いたんで…。
雫 近いうちにあるんです…。(笑)
荒川 次の放送は試験が終わった後らしいので、どういうテンションで一言目が出るかで察してあげようかな、って思ってます。(笑)応援してます。
雫 落ちたら、お察しくださいっていう感じでお願いします。ハハハ。(笑)
荒川 ノリノリだったらおめでとうって声をかけようと思います。(笑)
2019.1.19
ARAKAWA DESIGN CREATIVE JAM
ARCHIVE #30
2019年1月19日のADCJ第30回は、シズちゃんとバーティカルリミットをテーマに、寒い冬に観たくなる映画トークで盛り上がりました。
荒川 今日は冬に観たい映画ってことで、雪山が舞台になる映画をピックアップしようと思って。「クリフハンガー」とかもあるんですけど、今日は「バーティカル・リミット」という映画をピックアップしようと思います。ちょうど昨日か一昨日にニュースで、冒険家の三浦雄一郎さん!86歳ですよ!86歳で冒険家を名乗るっていうのはインディージョーンズみたいな感じですよね。インディージョーンズのお父さんみたいな感じ。すごいな−って思って。そんな方が南米最高峰のアコンカグア、標高だと8000mいかないくらいなんだと思うんですけど、今ちょうど登ってるんですよ。出発してベースキャンプについて、たぶん今日、明日登ってると思います。22日に登頂する予定で、タイムリーに雪山の話です。南米なんですけど山自体に高度があるので雪が積もってる場所みたいです。どうですか?86歳で挑戦するっていうのは…。本人も100年時代と言われてる中で自分が86歳でまだチャレンジし続ける姿を見せたいっておっしゃってたんですけど、中村さんどう思われますか?
MC やっぱり大先輩の背中を追っかけたいっていうか、目標になりますよね。話はちょっととびますけど、今日の午前中に戸祭山緑地ってあるでしょ、あそこで自然観察会があって取材に行ってきたんですけど、レッドパインっていう緑化のボランティアグループがあって、岡田さんっていう会長さんが今年90歳だったんです。それで、岡田さんが山の中の色んなところに連れてってくれるわけ。もうね、スッスッスッて登って行かれるんです。僕と差が開いちゃって…。90歳なのに足腰すごく強くて、ういう方がいらっしゃるんだって思って、頑張らないといけないなって思いました。
荒川 おー、すごい。もちろん日々トレーニングやっぱりしてるんでしょうね。日々の積み重ねもすごいなって思うんですよね。僕も運動ちょっと苦手なので何かやらないといけないなーって思いながら…。しずちゃんはその辺どうですか?運動得意ですか?
雫 運動…。運動神経は皆無なのでとりあえず筋トレはしようかなって思って、腹筋とかスクワットとか簡単なやつはやるようにしてます。
荒川 すばらしい。ダイエットっていうか体の筋肉で一番容量が多いところは足らしいんですよ。足の筋肉の量が多いんですって。
MC 太もものところね。
荒川 そうです!代謝を上げたり、消費カロリーをコントロール、筋トレするのに、腹筋とかより足回りの筋肉を太くすると消費も増えて、無駄なく30分くらいのトレーニングとかでも無駄なく体重が落ちてくるらしいですよ。スクワットとかいいですよ。
MC 年の始めだから今年は色々チャレンジしないといけないよね。
荒川 ちょっと正月太りしちゃったんですよ。餅を食べすぎて。(笑)
MC 美味しいもんねー。
荒川 映画の話に戻りましょうか。「バーティカル・リミット」なんですが、中村さんは観ました?2000年の映画なので、もしかしたらテレビとかでやってるのを観たりしたかもしれないですけど。
MC 遠〜い記憶の中にテンっとしてあるような感じですね…。
雫 (笑)
荒川 どんな印象の映画ですか?
MC ほんとに人が生きていけないような氷と雪の世界で、さらにそこに大きなクレバスがあいていてすごく危険を伴うような…そんなシーンが遠くに見えるんですよねー。
雫 ハハハ(苦笑)
荒川 ビミョーにもしかしたら違うような…。(笑)
MC もう一つのやつかな?クリフハンガー?
荒川 そっちかもしれませんね。(笑)もちろんクレバスに落ちてはしまうんですけど、埋まっちゃうんで…。クレバス自体に。
MC あ!?下まで落ちて?
荒川 そう、下まで落ちて雪崩が起きて埋まっちゃうんです。なので、いわゆる谷底みたいなところが上から撮ってる映像として出るってことはないんです。
MC あ、ないんだ。
荒川 だからどこに埋まったか分からない、でも助けに行かないといけないっていう状況なんです。
MC なるほど。たぶん、お二人で(映画の話をしてたら)最後思い出しますよ。
荒川 映画の監督さんの話をすると、マーティン・キャンベル監督が撮った映画です。他の有名な映画でいうとダニエル・クレイグが初ジェームス・ボンド役をして話題になった「007 カジノ・ロワイヤル」。あと「グリーン・ランタン」、これはしずちゃんも知ってると思うんですけど。
雫 ライアン・レイノルズの…あれですね?
荒川 ライアン・レイノルズさんと言えば…
雫 「デットプール」ですね。
荒川 今ブイブイ言ってる俳優さんの出てた映画ですね。(笑)アメコミが元々のやつかな?緑色の宇宙人が頑張るっていう映画なんですけど。(笑)
MC 緑色の?
荒川 緑色の宇宙人が黄色の力と戦う…みたいな映画なんですけど。(笑)黄色対緑みたいな感じだった気がする。(笑)
雫 (笑)
荒川 結構幅のある映画を撮る監督さんなんですよ。作風で言うと、アメコミみたいなのも撮るし、カジノ・ロワイヤルみたいなゴリゴリの硬めなやつも撮る。そんな監督が2000年に撮った映画がこの映画(バーティカル・リミット)です。で、結構ネットのレビューとかを見ると、面白いっていう声もあれば、ツッコミどころがいっぱいあって…って言われがちな映画なんですよ、悪い意味じゃなくて。その辺を今日話せればなって思ってます。ざっくり冒頭の話をしたら思い出すかもしれないので話しますね。主人公はピーター、妹がアニー。お父さんがロイス、家族とチームでロッククライミングをしてるんです。ほんとにフリークライミングというか、水平の岩場のところにカムっていう岩と岩の間にクリップみたいなものを挟んで、ロープを引っ掛けて落ちないようにして、それを安全ロープとしてどんどん登っていくんです。それをチームで登るんです。登っててロープを張るクライマーの人が落ちちゃうんですよ。そうなると、下で登ってる人も綱で繋がってるので勢いで落ちちゃうんです。2番目の人も落ちて、3番目のお父さん、4番目のピーターも落ちちゃうんです。5番目のアニーが最後カムを付けてるんですけど、一番下で「経験も浅いからいっぱいカム付けとけよ」って言われていっぱい付けてたんです。それが功を奏してギリギリフックが残って、下で5人ロープでブラブラの状態。それで重みに耐えられなくて、下2人は限界で落ちちゃうんです。アニー、ピーター、お父さんっていう順番でロープにぶら下がって。お父さんとしてはこの状況でどうするかですよね。体重が耐えられないから。何とかギリギリ妹とお兄ちゃんならカムが外れることなく生き残れるかもしれないっていう判断を父がするんですよ。言わないですけどね。それで、自分が動けないから、お兄ちゃんに「ナイフを出せ」って言って…。するとお兄ちゃんは察する訳ですよ。「これはナイフでロープを切れということか?」って…。でもそんなのできない訳ですよ。お父さんは下で生きていて、もしかしたら助かるかもしれない。でも落ちちゃうかもしれない。っていうギリギリのところで父が息子に「大丈夫だから切れ」ってね。で、結果的に切ってお父さんは亡くなっちゃうんですけど、それをきっかけにアニーとピーターの間で確執が生まれるんです。アニーとしては切ることなかった、何とか私が頑張ってもう一回カムを付け直せば助かったかもしれないってね。お兄ちゃんとしてはだめだろうなっていう側で…。それをきっかけにクライミングはやめて、ナショナルジオグラフィックのカメラマンになって、妹のほうはずっとクライミングを続けてるんです。それが冒頭の話としてあるんですけど、思い出しました?
MC なんかよくできた話だなーっていう感じがするなー。親子の愛というか自分が犠牲になっても子供を助けたいっていうのが…。
荒川 そうですね、子供2人にはトラウマがあるんです。最初は雪山じゃないんです。荒野みたいなところでロッククライミングしててっていうシーンです。
MC あ、雪ないの?へぇー、そうなんだ。ちょっと今情景がまるっきり変わった。
荒川 パッケージは雪山の谷底みたいなところにヘリコプターのはしごが降りてて2人が風に煽られてる写真なんですけど、鷹が飛んでてロッククライミングしてて、そしたらリュックが落ちてきて上の人が落ちてきて…って感じなんですよね。
雫 そうですね。
荒川 山登り用語で言うとグランドフォールっていうんですよ。リードルクライミングっていう紐を使ったクライミングで、グランドフォールっていうのは地面に落ちちゃう事なんです。たまーにあるらしいんですよね。芋づる式に全部落ちちゃう。本当に命に関わることで…。そういう事が映画の最初にあって、何年くらいか経って…。何年くらいだっけ?
雫 えーっと、3年位経って、3年後の舞台が今回の雪山のお話になります。
MC あー、なるほどね。
荒川 それじゃあ1曲いきますか?
MC そうですね、場面展開のところで曲行きましょうか。ちょうどこの曲は今のシーンに繋がるんじゃないですか?
雫 ほんと、この曲は直感で繋がると思ってすぐに入れたいと思いました。シェリルノームstarring May’nで「ダイヤモンドクレバス」です。
MC 時刻は午後7時25分をまわっております。毎月第1・第3土曜日の午後7時台は荒川デザイン・クリエイティブジャムをお送りしております。今週は第3土曜日なので、「傍らに映画を」お送りしております。この番組は新たに人とモノと文化のトータルポイント事業を展開していきますロジスティックカンパニー、株式会社アンノウの提供でお送りしております。
荒川 いつもありがとうございます。
一同 ありがとうございます。
雫 只今の曲はシェリルノームstarring May’nで「ダイヤモンドクレバス」でした。
荒川 選曲の理由は?
雫 曲の最初に「こんな別れがくるとは思ってなかった」っていう部分が、主人公のピーター、アニーとお父さんのロイス。あと、途中から出てくるウイックというプロの登山家とその奥さん。シリルとマリコムという兄弟。アリとカリームといういとこ同士。たぶんこれ観ててわかると思うんですけど、「本当にこんな別れが来るとは思ってなかった」っていう感じで別れが急に来るんですよ。あと、ダイヤモンドクレバスの「クレバス」っていうのが氷河などに形成された割れ目っていう意味なので、この曲を選曲させていただきました。この曲はマクロスフロンティアというアニメでシェリル・ノームというキャラクターが劇中でもエンディングテーマとしても歌われている曲です。
荒川・MC ありがとうございます。
荒川 なかなかおもしろい選曲ですね。毎回楽しみにしてるんでるよ。たぶん中村さんは聞かない曲だろうなーっていう曲が多くて。(笑)
MC ほんとにしずちゃんがいなかったら…。(笑)クレバスじゃなくてクレパスっていっちゃいそうだね。(笑)
荒川 映画の話に戻りますが、ピーター自身はクライミングはやめていて、雪山に登ることはしていないんですけど、なんで雪山に行くことになったのか?ナショナルジオグラフィックの写真を撮っていて荷物持ちのポーターがいて、ポーターが転ぶんです。すごく盛大にこけちゃって、転んだだけなのに一回転くらいするのかな?しかも足が岩に挟まっちゃって…。お約束みたいな感じで転んじゃうんです。歩いて帰れないので、近くにいたパキスタン軍に助けてもらうっていうのがきっかけで、そこから近くにベースキャンプを張ってるところないかなってなって、K2のベースキャンプがあって、「そこに行こう」ってなって…。そこに行ったらアニーがいるんですよ。だから、ポーターの盛大なズッコケ(笑)がないと映画が始まらないんですよ。永遠に2人が会うことはない。雑誌ではみてるんですよ。アニーがすごい登頂をしたっていうのをお兄ちゃんがみてるんですけど、気まずいので会えない。2000年の映画なんですけど、ピーターが使ってるカメラがニコンのF5っていうカメラでフィルムカメラの最後のフラッグシップ機なんですよ。これ以降はデジタルなんですけど。ライオンがイチャイチャしてる写真を撮ってるんですけど、機材のほうに目がいっちゃって…。(笑)F5だー!って。あとは、K2のベースキャンプで動画を撮ってるシーンがあるんです。動画のカメラはキャノンのXL1っていうカメラで、当時は動画のカメラってレンズとボディを揃えようと思ったら1000万クラスなんですよ。プロダクションとかテレビ局とか資金力のあるところしかそういう動画カメラで撮れなかったんですけど、キャノンのXL1っていうのは当時100万いくかいかないかくらいだったかな?レンズが交換できる方式のカメラっていうのを100万以下で売ってたっていうのがキャノンのXL1だったので、相当話題になってたんですよ。個人でも映画が撮れるってなってすごく広がったんですよ。当時のそれを思い出して映画じゃなくてカメラ機材のほうに目がいっちゃって。(笑)
MC じゃあストーリーが入ってこなかったんじゃない?
荒川 そんなことはないですよ。でもベースキャンプで使ってるパソコンがでかいなってのは気にはしてましたけど。(笑)
MC 結構使ってるものとかディティールに目がいっちゃってストーリーが入ってこないってことないですか?
荒川 脳みその中で脱線したのはありますね。(笑)
MC ポーターの派手な転け方っていうのはちょっと引いちゃうんじゃない?
荒川 きっとこれから観る方は見返すと思いますよ。それぐらい見事な転けっぷりで。リアクションもすごくいいんです。ギャーって叫ぶ感じで。今日は半分くらいポーターの話してるな。(笑)彼としてはあのシーンしかないので、彼の役者の力の出しっぷりとしては盛大に転けてメチャメチャいいリアクションをするっていうのがたぶん仕事だと思う。それをすごく感じたのでぜひ観ていただきたいです。見事ですよ。自然だし、いい感じでやりすぎてる感が絶妙ですよ。(笑)ちゃんと複数台のカメラでマルチで撮れてるので。
MC なんかちょっと観てみたいな。(笑)映画うんぬんよりもポーターを観てみたいな。
雫 面白いんで観てください。(笑)
荒川 映画の特徴でもう1個あって、リトログリセリンっていうのがあるじゃないですか。爆発するやつです。あれが結構重要な役割をしていて、映画のタイトルがニトロでいいんじゃないかなっていうくらい、すごいニトロが大活躍するんですよね。観た方はわかると思うんですけど。
雫 (爆笑)
荒川 山の中の環境なので、市街地じゃなく物資も限られてるんで、話をスピードアップすると、K2っていうデカイ山のベースキャンプにピーターがいて、どうしてそこにベースキャンプがあるかっていうと、ちょっとお金持ちのスポンサーがついてる起業家の人が登山するんです。登山をして山頂に登ってスポンサーの飛行機が飛んできて、そこに手を振る。みたいな山の映像を撮りたいから山登るっていうチームなんですよ。そのサポーターで妹がいるんですよ。妹とその起業家の人が一緒に登るんですけど、結局天候が悪くなってクレバスに落ちちゃって、それを助けなくちゃいけないっていうのが映画のメインの話です。ポーターのお話ではありません。(笑)クレバスって穴が開いてるじゃないですか。だから普通に見つけられれば上からロープを垂らして登ればいいんですけど、雪崩がおきちゃうので上が塞がれちゃうんです。上が塞がれて助けるにはどうすればいいかってみんなで考えたところ、爆薬で上を吹き飛ばそう、っていう結構な大胆なプランになるんです。そのためにニトログリセリンがいるってなってパキスタン軍の基地が近くにあるから借りに行こうってなるんです。そこからニトロの話になるわけですよ。扱いは厳重にしないといけない。ちょっとの振動で爆発するから。「これがニトロです」って言って事務引き出しみたいなところから出してくるんですけど。(笑)みんなでこわいなーって言って見てると、ニトロの液が足元にニトロがこぼれてて…。ずさんな管理なんですよね(笑)。衝撃を与えたらいけないので、ブーツにニトロがこぼれたからブーツを履いてる人がそーっとブーツの紐を緩めて足を抜いて…。ブーツがニトロまみれになってるんです。映画を観てる側からすると、ブーツをそのまま放置して部屋を出ればいいのに、なぜかニトロまみれのブーツをそのまま外に持っていってポイって投げるんですよ。(笑)
MC あー、映像が目に浮かぶ。
荒川 投げると着地点でボーンって爆発するんです。あれは映画を観てる人にニトロ危ないよっていうのを伝えるためのシーンなんだろうなって思いながら…。
MC それはあれじゃないですか?ニトロをしまってた机があまりいい机じゃなくて、ニトリで買ったらいいんじゃない?(笑)
一同 (爆笑)
荒川 あー。(笑)ニトリで売ってる魔法瓶のほうがぜったい漏れないなっていう話をしてましたね。(笑)
MC うまいなー。(笑)
荒川 このあとのニトロの動向が気になってしょうがない映画なんですよね。…全然話が進まなくてすみませんね。この辺で一曲行きましょうかね。今日はしずちゃんの今年観たいおすすめ映画の話が前回飛んじゃったので、曲終わりにしますね。だいたい、バーティカル・リミットはニトロの話とポーターがコケる話をすれば大体終わるんですよ。(笑)この後も爆発しますよ。大活躍ですよ。(笑)じゃあ一曲いきましょうか。
MC MAN WITH A MISSIONで「distance」です。
MC 時刻は午後7時45分をまわりました。毎月第1・第3土曜日は荒川デザイン・クリエイティブジャムをお送りしております。今週は「傍らに映画を」で「バーティカル・リミット」をお送りしております。この番組は新たに人とモノと文化のトータルポイント事業を展開していきますロジスティックカンパニー、株式会社アンノウの提供でお送りしております。只今の曲はMAN WITH A MISSIONで「distance」を聞いていただきました。
荒川 ありがとうございます。歌詞の中に「don’t feel the distance」(距離なんて気にするな)っていうのがサビで入っていて、結構雪山の救助の為に大変な距離を登ったり、崖、谷間にザイルを2つを使ってジャンプするシーンがあって、まさに距離を気にするなっていうシーンなのと、結構MAN WITH A MISSIONの曲自体がエクストリームでロックな曲なので、雪山の激しさが合うかなと思って選びました。
荒川 前回できなかったしずちゃんのおすすめの映画紹介コーナーをやろうと思います。お願いします。
雫 お願いします。観たい映画がたくさんありますねー。まずは「アクアマン」もそうですし、「キャプテン・マーベル」「アベンジャーズ/エンドゲーム」「シャザム」もそうですし、夏公開の「スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム」も気になります。本当に今年は映画三昧ですよね。
荒川 本当に毎月大作があるんですよね。「アクアマン」は2月?中村さんは「アクアマン」知ってますか?
MC 1作目は観たかな?え?違う?(笑)
荒川 なんだ?この謎の会話?!(笑)
MC 1作目あったよね?なかったっけ?
雫 1作目というか「ジャスティス・リーグ」で出てきて、その前は確か「バットマン」とか「スーパーマン」のやつにも出ていて…。
MC あー!メインでをはってるわけじゃないんだね。
荒川 そうですね。単品ではないですね。
雫 単品では2月にやります。
荒川 マーベル系が去年から今年アツいんですよ。
雫 去年の4月から「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」に振り回され、それを観た後に泣き出す人が出たくらいなんで、続編が気になりすぎて。
MC 女子でも好きなアメコミなんですか?
雫 そうですね、女子でも。映画に入ってアメコミに触れるっていう方も多いですし。
荒川 そう、意外とアメコミを意識しないで観てる人もいるかもしれない。俳優さんがかっこよかったり渋かったりすると、単純にアクション映画というかSF映画として観ていて、「原作はアメコミなんだー」くらいな人もいるかもしれない。
雫 そうですね、俳優さん目当ての人もいるんですけど、それでもいろんな目的持っていろんな映画を観てくださるっていうのはすごく嬉しいんで、私は観て喜んでもらえるだけでも十分っていう気分で観てます。
荒川 さっき言った「アベンジャーズ/エンドゲーム」はアベンジャーズワールドがひとくくりするんじゃないかって言われてる作品なんです。今までいろんな単体の作品を積み上げてきて、アベンジャーズで毎回集合するんですよ。その後また単体作品があって、また集合するっていうのが3回くらいあって、これで4作目なんです。これで一区切りつくんじゃないか?って言われてて、それを最後にアベンジャーズを卒業する人がいるんじゃないか?っていう感じなのが今年あるんですよ。泣いちゃいそうな感じなんですけどね。アベンジャーズ(番組で)取り上げたいんですけどね。また番組に期待してください。
荒川 次回の放送ですが、2月2日なんですけど…中村さん説明してもらえますか?
MC 本来だと第1・第3土曜日なので2月2日なんですけど、2月2日はミヤラジ全休になります。本当に珍しいんですけど。電源のメンテナンスなどの問題がありまして、要するに放送ができないんです。それがあるので。
荒川 次はいつになりますか?
MC 次は2月16日また7時になります。
荒川 今夜も荒川デザイン・クリエイティブジャム第30回をお聞きいただきありがとうございました。中村さん、しずちゃんありがとうございました。荒川デザインの荒川サトシでした。また2月16日にお会いしましょう。
MC・雫 ありがとうございました。