MC 時刻は午後7時になりました。荒川デザイン・クリエイティブジャム、この番組は株式会社アンノウの提供でお送りいたします。ということで始まりました!
荒川 こんばんはー。荒川デザインの荒川サトシです。よろしくお願いしまーす。中村さん、なおちゃんよろしくお願いします。
一同 お願いしまーす。
荒川 始めに番組の紹介をします。荒川デザイン・クリエイティブジャムでは「クリエイティブを声で届ける」をテーマに、日々様々な表現をされているゲストをお呼びして、デザイナー視点でトークをするゲストトーク回と、「観た人もまた観たくなる」をテーマに、映画作品を独自の視点で語る「傍らに映画を」の2本柱で毎月2回(第1・第3土曜日)お届けしています。今夜はゲストトーク回ということで、ゲストの方をお呼びしています。また、番組中に質問、メッセージをお待ちしています。リクエスト、メッセージは、Eメール「773@miyaradi.com」。ツイッターでハッシュタグをつけて、荒川デザイン・クリエイティブジャムの頭文字をとって、#ADCJでつぶやいていただいてもこちらでメッセージをピックアップして答えたりステッカーをプレゼントしたりしますのでお待ちしております。
2018.10.20
ARAKAWA DESIGN CREATIVE JAM
ARCHIVE #24
2018年10月20日のADCJ第24回は、ゲストにマスキングテープ専門店「masking tape shop Art Work」の皆川文さんにお越しいただきました!

荒川 お待たせしました。今夜のゲストはマスキングテープ専門店「masking tape shop Art Work」の皆川文さんにお越しいただきました。こんばんはー。(拍手)
皆川 こんばんはー。皆川です。よろしくお願いします。
一同 よろしくお願いします。
荒川 今日は来ていただいて嬉しいです。僕、いつもゲストにオファーを出すとき、メッセージを送ったりするんですけど、最初から「(出演)OKです。」って快諾していただいて感謝してます。簡単な紹介をさせていただきますね。
川口 はい。それでは本日のゲスト、皆川文さんのご紹介をさせていただきます。女子美術大学工芸学科をご卒業され、美術館・美術展の図録制作会社、印刷会社で勤務され、結婚を機に栃木県に移住されました。移住後は文具店勤務の後、2015年にマスキングテープ専門店「masking tape shop Art Work」を宇都宮市内にご開業されました。マスキングテープを使って出張ワークショップなども行っていらっしゃいます。マスキングテープのプロフェッショナルです。(笑)よろしくお願いします。
一同 よろしくお願いしまーす。
川口 マスキングテープの専門店ってすごくないですか?めずらしいですよね?
荒川 全国的に専門店の数ってどうなんですか?
皆川 一応あるにはあるんですけど、マスキングテープのメーカーさんもお店を出していらっしゃいますし…。私が開店した当初はリアルショップというのがほとんど少なくて、webが多かった感じですかねー。
荒川 経歴で、大学卒業後、図録制作会社に勤めていらっしゃったみたいなんですが、どういう感じの仕事をされてたんですか?
皆川 えっと…、図録は美術出版デザインセンターっていうところで、美術館から展覧会の図録とか、展覧会自体から頼まれての図録ですね。ただ、私は当初はアシスタントだったんで、自分でどんどん企画して…というのではなかったです。
荒川 アシスタントはどういう感じの仕事ですか?
皆川 いろんな方の文章が来るので、表現の仕方が変わってくるので校正したり、写真をまとめたり、ページごとにキャプションふっていったりとかですね。
荒川 多岐にわたってやられてたんですね。かっこいい図録っていっぱいありますもんね。絵画とかは撮影とかも大変ですよね。
皆川 撮影から携わるものもあれば、先方が写真を用意してくれる場合もあるんです。でも、だいたい美術館のカタログとかになると、美術館側が写真を用意してくれることが多いですね。
荒川 じゃあそれをいただいて編集作業をして仕上げるんですね。で、その後、結婚をきっかけに栃木県に来られるんですよね。それまではどこで?
皆川 埼玉で主に育って、就職してからは東京ですね。
荒川 それで結婚を機に栃木県に来られて、その後、文具店で働かれてたんですよね?文具店っていうのは上野文具さんですか?
皆川 そうですね。
荒川 上野文具さんにはお世話になってますよね?
MC お世話になってます!もう、ミヤラジとしてお世話になってます。(笑)私、個人的にも!話が脱線しますけど、あそこじゃないと手に入らないファイリングがあるんですよ。100円もしないようなボール紙的なやつなんですけど、カラーがグラデーションになっててたくさんあるやつ。あれを横にきれいに並べるのが好きなんです。(笑)
一同 (笑)
MC もう(上野文具さんには)ほんっとうにお世話になってます。皆川さんにはそんな過去というか経緯があったんですねー。
皆川 もしかしたら接客してたかもしれないですねー。(笑)
荒川 一発ギャグが多いなーっていうお客さんがいたら中村さんだったかもしれないですよ。(笑)
MC いやいや、ウエブン(上野文具)さんではそんなことしないですよー。荒川さんの前だけです。(笑)
荒川 文具店で働いて、マスキングテープと出会うきっかけって何かウエブンさんの中であったんですか?
皆川 そうですね、元々は美大とか実験するにあたって使ったりしたこともありますけど、色付きのものっていう新しい使い方っていうのは、上野文具にいた時に…。
荒川 あー、そうですか。中村さんはマスキングテープは、よく使いますか?
MC とってもお世話になってます。使い勝手いいですよね。私、自治会や地域のいろんな町づくりの活動をしてるんですけど、その中で、ポスター報告とか、模造紙サイズのものを書くんですよ。それで、一番端のところをマスキングテープで枠取りするんです。そうするとすごく目立つんです。だから、他に色々貼ってあっても、そのマスキングした模造紙が一番際立って見えるんです。
荒川 どういう模様のマスキングテープで縁取るんですか?
MC えっとねー、模様というより絵、デザインですね。街の絵だったりお花の柄だったり、そういったものを使うことが多いですね。
荒川 あー。
MC 今、目の前にいくつかありますけど…。
荒川 そうですね、今日マスキングテープを色々お持ちいただいたんですよ。どうですか?なおちゃん、ラジオなので具体的に伝えないといけないわけですけど、何個かある中で、気になるマステ(マスキングテープ)を言葉で説明してください。どれがいいですか?
川口 (笑)はい。さっきもお話してたんですが、マステってセロハンテープくらいの幅のものが一般的だと思うんですが、幅が10cmくらいのマステがあって…。私はこれが気になります。
荒川 これって細くカットする前の段階っていう訳ではないんですよね?このサイズで使う用途、目的があるからこのサイズになってるんですよね?
皆川 そうですね、メーカーでは更にそれを細く切って15mmでっていうものもありますけど、一応その商品は、壁とか家具とかをデコレーションするためのものです。
川口 なんかこれテレビで見たことある!
荒川 お!急に!?(笑)
川口 壁紙にこれを貼って、カッターで葉っぱの形とかに切り抜いたりして、子供部屋をかわいくDIYしたりとか…。
荒川 あー!全体を覆うだけじゃなくて、イラストを描いたり…。
川口 そう、例えば茶色で木、葉っぱは緑で…とか。それで、これって剥がせますもんね?
皆川 そうですね。今の季節だったらハロウィンの柄のものもあって、クリスマスとかも…。
川口 あー、そういうことかぁ。
荒川 (話がとんで)スタジオの話になっちゃうんですけど、ミヤラジのガラスがるじゃないですか。ここをハロウィンっぽくしたらいいですよね。季節感。電飾でもいいし、今だったらハロウィン。
川口 マステってガラスに貼ったら裏面もそのままの柄が出るってことですか?
皆川 あー、でも白っぽくなっちゃいますね。やっぱり表のほうに色が出るので…。
川口 あーそうか。
荒川 だから、中村さんにはしごで登ってもらって外側から貼るっていう…。(笑)
MC (笑)それはちょっと…。まぁでも(飾りは)あったほうがいいですよね、楽しさが出てくるし。
荒川 今はどこでもハロウィンでデコレーションとかしてるし、ミヤラジさんも…。ご提案ですけど…。
MC 皆川さんに教えていただいて…。さっきお話にもありましたけど、テープの裏側にデザインや色が出るものはないんですか?
皆川 出てるには出てるんですけど、メーカー側が色々試行錯誤をしながら出してるので、そんなに種類がないのと、あとは細幅なのであまり2階の窓に貼って目立つような感じではないですかねー。あとはガラス用って、光を通すもの、レースのカーテンのようなマスキングテープがあるんですけど、それだったら裏から見ても。ただ、それは中からは見えなくて外から光を通す役割のものですね。窓全体を覆わなければ面白い使い方もできるかなとは思います。
MC 窓にやるんだったら何かインパクトあるのを、例えばハロウィンの…。
川口 かぼちゃですか?
MC かぼちゃ(笑)?
荒川 銀座のディスプレイとかも、いろんなブランド屋さんとかもするじゃないですか。そういう感じでここもやるといいんじゃないですか?
MC なんかインスタにミヤラジのスタジオ載せたいなーみたいな?
荒川 そうですよ。
MC 考えてみたいと思います!
一同 (笑)
荒川 「宮」の漢字ってシンメトリーじゃないですか、だから字が裏からでも表からでも読める。そういうのも生かしてみてもいいかも。
MC でもミヤラジの「宮」はシンメトリーじゃなくて、電波の波マークがついてる。
荒川 あ、でもそれを裏向けても「宮」って読めますよ。(笑)
荒川 話が脱線しましたが、なおちゃんは普段マスキングテープって使います?
川口 使います。梱包する時に、中の袋やプチプチに入れてとめたり…。外側はガムテープを使いますけど…。
MC プレゼントのボックスを飾るとかですか?
川口 飾るというか、仮止めというか…。
荒川 非常に基本的なマステの使い方をしてるんですね。(笑)
皆川 あのー、ダンボールを梱包できるテープも一応出ていて…。粘着も強くてマステの透ける感じとかもある和紙でできているしっかりしたものです。
荒川 僕はマステって言うと、こういうカラフルなやつも、もちろん使うんですけど、ガンプラを作るんで、塗装用に、本当に純粋にマスキングするためにテープを使います。
一同 あー、なるほど。
川口 一個聞きたかったんですけど、よくDIYする時に、剥がせるクロスとかの下地にマステを使う(マステの上に両面テープを貼ってクロスを貼る)時。下地に使うマスキングテープはこういう普通のマスキングテープでいいんですか?
皆川 大丈夫だと思います。
川口 (下地を荒らさないように)壁紙を原状復帰できるように…。
荒川 あー、なるほど。それなら好きな壁紙を貼れるよね。
川口 そう、賃貸のお家とかでクロスを替えたい人向けのDIY特集とかでよくあって、下地にマステを貼るって書いてあったので…。こういう柄の入ってる普通のマステを使ってもいいのかな?と思って…。
皆川 あ、ただ、マスキングテープを作ってるメーカーとシールメーカーがあるので、シールメーカーが作ってるマスキングテープは厳密に言うとシールになっちゃうので、のりが弱かったり、逆にベタベタしちゃったりっていうこともあるので、それはきちんと元々マスキングテープを作ってるメーカーのほうがいいですね。今日持ってきてるこのテープは、元々マスキングテープを作ってる会社のものです。
川口 この「mt」っていうメーカーのを一番良く見ます。何ていう会社さんのですか?
皆川 「カモ井加工紙」という倉敷の会社さんです。いくつかあるマスキングテープの会社で、ここが初めて色付きや柄付きのものを出したんです。今年10周年ということでパンフレットとかも作ってます。
川口 ラジオでそれ(このパンフレット)をお見せできないのが残念ですね。
荒川 どんな感じか説明してもらっていいですか?
川口 カモ井加工紙さんのパンフレットが手元にあるんですが、かわいいです。(笑)壁に貼って使ったり、部屋に置いておくだけでもかわいいですよね。瓶に詰めたりしてる写真とかもあります。
荒川 元々は柄の入ってないマスキングテープだけを作ってた会社さんなんですか?
皆川 工業製品、壁とか車とかの塗装の時に、マスキング(塗らないようにする)ためのマスキングテープを使っていたんです。
荒川 こういう柄やデザインの入ったコンシューマー向けのいろんなものを作り出したのが10年前ってことなんですかね?
皆川 そうですね。工業製品用に作っていた時も、用途別やメーカーによっても色を分けて作ったりしていたので、それをコラージュとして使ってる女性の方が、こういった文具としての要素のマスキングテープを作ってもらいたいっていうのがきっかけで、10年前にきちんと文具としてパッケージを整えて出したのが始まりですね。
荒川 (パンフレットを見ながら)これが一番最初にコラージュしたマスキングテープで作った作品みたいですよ。ファイルみたいなの。
皆川 まだ今のマスキングテープができる前の段階のもので、工業製品用のカラフルなものを集めてきて、女性3人で作り上げたらしいんですけど、コラージュの冊子ですね。
荒川 無地の黄色とか緑とか青とか1色だけのマスキングテープを使って、切ってタイポグラフィーみたいな処理をしたりしてるんですね。
皆川 そうですね。色も透けるので色の重なりで見え方が違ったりもするので、そういうのが楽しかったんじゃないのかなーと思います。
荒川 その楽しみをもっと広げようっていうことで商品開発に至ったんですね。このパンフレットには10年分のマステのバリエーションやデザインが一同に会していますね。
MC すばらしいですね。
荒川 本当に皆川さんのお店もまさにこんな感じなんですよ。七色というかどこ見てもワクワクするような感じなので中村さんもぜひ行ってみてください。
川口 何種類くらいお店に置いてるんですか?
皆川 えーっと、最近はもう1000種類超えてから数えてないんですけど…。(笑)
MC えー!?大人買いしたい!(笑)
川口 それは、セレクトショップみたいに、皆川さんがいいと思ったものを買い付けてる感じなんですか?
皆川 普通に流通していますが、これだけのものをまとめて置いているっていうお店がないので…。
MC 例えばお店に初めて行った時、1000種類全部見ないと自分が欲しいものを探し出せないですかね?
皆川 一応お店は見やすく工夫はしているので、探し出してもらえるのかなーと。もしわからなければ聞いていただければ…。(笑)
荒川 中村さんも行ってみれば、「これだ!」っていうピンとくるものがあるはずですよ。本当に色々バリエーションがあって、こういう模様だけじゃなくて用途的なものもありますし、本当に幅が広いですよ。
MC ウエブンさんの近くにある馬車道の近くのお店でも、マスキングコーナーのところでしばらく立ち止まってますもん。(笑)それを皆川さんのお店、アートワークに行ったら1000種類でしょ?帰って来れなくなっちゃいますよ。(笑)
一同 (笑)
皆川 今はいろんなお店で置いてるのもありますが、お店の開店当初は特に何時間もいらっしゃるっていうお客様もいらっしゃいました。
川口 そうなりますよね。コレクターとかいそうじゃないですか?マステは種類いっぱいあるしかわいいし集めたくなりますよね。
MC さっき話にもあったけど、瓶に入れて置いておくだけでもディスプレイとしてかわいいですよね。
荒川 盛り上がってますが、ここで一曲、皆川さんのリクエスト曲をかけたいなと思います。今日の宇都宮にドンピシャの曲ですね!
川口 それではご紹介させていただきます。Queenで「Bicycle Race」です。
MC 時刻は午後7時30分をまわりました。荒川デザイン・クリエイティブジャム、この番組は新たに人とモノと文化のポータルポイント事業を展開していきます。ロジスティクスカンパニー、株式会社アンノウの提供でお送りしております。只今の曲はQueenで「Bicycle Race」でした。これはどういう意味ですか?(笑)
皆川 (笑)
荒川 宇都宮でBicycle Raceといえば、今日はクレテリウムが開催されてて盛り上がってますよね。今日はチーム数がすごく多いらしくて。

荒川 マスキングテープなんですけど、テープ以外に今日は(テープで作った)作品もいくつか持ってきてもらっていて、今から説明しますね。トーストをマスキングテープで切り絵のように描くっていう作品。目玉焼きととろけるチーズもありますけど。
MC このまま朝の食卓に出すと、よっぽど寝ぼけている時だと食べちゃいますね。(笑)これをマスキングテープで作ってるんですか?!手でちぎって貼ってるんですか?ちぎり絵みたいに。この不規則な切れ目がとっても味わいがあって、白い部分が残ってるからなんとも言えない(いい感じ)ですね。
荒川 さっきも話した工業用の塗装時にマスキングする用途と、梱包などのとめたりする用途、そしてもう一つの「描く・表現する」っていう用途。作品を作るための用途としてのマスキングテープも使ってもらえるともっと広がるんじゃないかっていう活動を皆川さんはやられてるんですよ。ワークショップとかもやられてて、例えば額縁をマスキングテープでデコレーションしたり、色を塗るんじゃなくてマスキングテープで色をつける、描くっていうこともやられてますよね。
MC この作品は?皆川さん、ご説明していただいていいですか?
皆川 これはカードなんですけど、ダンボールを小さな額に見立ててマスキングテープでデコレーションして、さらに中もマスキングテープで作った絵を入れてます。ラジオだと何とも表現しづらいですが…。
荒川 ポストカードくらいのサイズのところに6作品が額装されてるんですよ。画材向きのマスキングテープってもう発売されてたりするんですか?
皆川 一応、水彩タイプとクレヨン、色鉛筆っていう表現のものもあるんです。
荒川 これいいですね!
川口 見た目が昔で言うクレパスみたいな感じでいろんな色がセットになってるアートテープっていうマスキングテープが売られてまして、クレヨンみたいなカスレや絵の具のベタ塗り、滲んだ感じのタイプのものですね。
荒川 これの面白いとこが、マスキングテープって普通、芯があって芯の周りにテープがついてると思うんですが、芯がちょっと細長くて棒状のクレヨンみたいな形になってるんです。
川口 これ、子供さんのお絵かきとかにもいいですよね?クレヨンみたいに手が汚れないし、お出かけ先でもこれだけ持っていってお店とかでもちぎって貼って何回でも遊べるし、飽きない気がします。
荒川 紙に貼って、更にペーパークラフトみたいに花にしたりしてるのとかもあります。平面だけじゃなくて立体でマスキングテープを使うのも結構面白いなって以前お話聞いた時に思いました。お店にも立体作品が飾ってますよね?そういう用途も面白いですよね。そういうキットとかも企画してもいいんじゃないかな?って。マスキングテープとそれをデコレーションする素体、例えばゴジラみたいな形でもいいんですけど、それにマスキングテープを貼っていくっていうものがあってもいいなって…。そうするとマスキングテープの需要も高まるし、画材として使うっていうのも広がるし。
MC 一曲いきましょうか。
川口 それでは二曲めはMr.Childrenで「彩り」です。

MC 時刻は午後7時44分をまわりました。荒川デザイン・クリエイティブジャム。今週のゲストはマスキングテープ専門店「masking tape shop Art Work」の皆川文さんにお越しいただいています。この番組は新たに人とモノと文化のポータルポイント事業を展開していきます。ロジスティクスカンパニー、株式会社アンノウの提供でお送りしております。
荒川 ありがとうございます。曲はMr.Childrenで「彩り」でした。僕はいつも曲をセレクトする時ゲストさんのことを思いながらセレクトしてるんですけど、歌詞の中に「なんてことのない作業がこの世界を回り回って 何処の誰かも知らない人の笑い声を作ってゆく そんな些細な生き甲斐が 日常に彩りを加える モノクロの僕の毎日に 増やしていく 水色 オレンジ」。色と感情と日常の素朴な温かさや変化を歌っている曲なんですが、皆川さんの僕の勝手なイメージと、マスキングテープの存在感がマッチするなーと思って選びました。勝手なやつですけど…(笑)。
皆川 ありがとうございます。
荒川 時間が残り少ないので改めてお店の紹介をしていただいてもいいですか?
皆川 JR宇都宮駅西口から大通りをまっすぐ、宮ノ橋を渡って100mくらいのところ、その大通り沿いの左手にお店があります。宇都宮駅から徒歩5分くらいです。営業時間は12:00〜19:00までです。定休日は火曜、水曜日、あとはワークショップなどで不在のときに臨時休業する時があります。その時はFacebookとHPで事前に連絡しています。
荒川 まだまだ話足りませんが、少し告知をさせてください。今、荒川デザインで鹿沼にあるSOU LABOさんという家具などを制作されてる会社さん、そちらとコラボして、オリジナルアクセサリーを作っていて、来週28日にろまんちっく村である100人展で販売します。そのアクセサリーを今日は持ってきていて、中村さん、どうですか?
MC いやー素敵じゃないですか!
荒川 木をレーザーでカットしてピアスとかイヤリングとかに仕上げてるんですけど、なおちゃんどんな感じのものですか?
川口 ブランド名が「Noa(Naturalness of arakawadesign)」なんですが、「Naturalness」というのが自然らしさとかの中にちょっと天真爛漫な感じ、遊び心みたいな意味も入っていて、女の子がこのアクセサリーをつけて、可愛いなって思えるものを自然素材を取り入れてっていうのがブランドのコンセプトとしてあるので、そういうイメージの商品です。100人展のSOU LABOさんのブースで商品も売るので、ぜひお近くに来られる方は足を運んでみてください。当日は私もお店にいるので「ラジオ聴いたよ」って言ってもらえると嬉しいです。
MC 男性向けの商品はないんですか?ピンバッジとか。
川口 第一弾はひとまずピアスとかイヤリングですが、今後の展開としていろんなご意見聞きながらできたらいいなとは思っております。
MC ぜひ!期待してます。
川口 よろしくお願いします!
荒川 もうエンディングですね。皆川さん、感想をお願いします!
皆川 何とかしゃべれてよかったです。(笑)
荒川 また機会があればお越しいただいてお話できればなって思います。次回の予告をしたいと思います。、11月3日19:00〜、デザイナーさんを久しぶりにお呼びするゲストトーク回です。empty designの大橋亮太さんをお呼びしてデザイナーズトークをしようと思っています。そしてアシスタントに新メンバーが来てくれます。なおちゃんは引退じゃなくて、回数が減りますが。
MC えー残念!
川口 ちょっと家が遠いので、また時々来させてもらいます。(笑)
荒川 また次回も楽しみにしていてください。今夜も荒川デザイン・クリエイティブジャム第24回をお聴きいただきありがとうございました。中村さん、なおちゃん、ゲストの皆川さんありがとうございました。
一同 ありがとうございましたー。
荒川 荒川デザインの荒川サトシでした。